ここではファクタリングを使用する際の申し込みの仕方・審査・契約までの流れを詳細に解説していきます。
ファクタリング会社により異なる点もありますのでご注意ください。
申し込み方法
電話にて相談・申し込み
web検索でファクタリング会社を検索してよさそうな会社が見つかりましたら、電話にて問合せをします。いきなり申し込みをするのに抵抗がある場合には、相談をしてみてもいいでしょう。会社名や連絡先を教えなくても相談に乗ってくれる会社はあります。
ファクタリングのことや不安に思うこと、疑問点などを相談したのちに安心できれば申し込みをしてみるのも一つの手段だと思います。また電話にて相談をしたときの対応もファクタリング会社を選ぶ判断基準の一つになると思います。ファクタリング会社の中には高圧的な態度をとる会社もありますので、ご注意ください。できれば女性オペレーターが対応してくれる会社などは安心できますよね。
オンラインファクタリングの会社は、電話での相談は一切受け付けていない会社もあります。全てメールでのやり取りになりますので、ご注意ください。
電話にて申し込みをする際に、売却する売掛債権の内容や売掛先の情報を明確にしておくとスムーズに申し込みがすすみます。自社の会社の詳細を聞かれますので、お答えください。
メールにて相談・申し込み
ファクタリング会社の相談・問合せフォームよりメールにて申し込みをします。
各会社により異なりますが、必要項目に記載の上お申込みください。
その後、ファクタリング会社より電話にて追加で必要事項を聞かれる場合もあります。
お急ぎの場合には、メールを送信後、直接電話をしてみてもいいでしょう。
来店して相談・申し込み
お近くにファクタリング会社がある場合には、来店してのご相談・申し込みも可能です。
ファクタリング会社の雰囲気や人柄も確認することができるので安心です。
中には、ホームページに記載されている住所にファクタリング会社が存在しないなんてケースもあるので契約前に住所確認もできるのでいいですね!
住所を確認するときには、レンタルオフィスやバーチャルオフィスの住所ではないかもご確認ください。
来店をする前には、事前に連絡することをお勧めいたします。
郵送・FAX・SNSでの申し込み
メールの操作になれていない場合には、FAXでも申し込みもできます。各ファクタリング会社のホームページにFAX申し込み書類がありますのでダウンロードして必要事項を記載の上、FAXにてお申込みください。
郵送での申し込みは、ファクタリング会社により受け付けていない会社もあるようです。
ファクタリング会社に直接ご確認ください。
SNSでの申し込みは、メールでの申し込みと変わりません。LINEやFacebookなどのSNSを活用しているファクタリング会社も多数ありますので、簡単に申し込みすることができます。
一括サイトにて申し込み
ファクタリング会社は、現在多数あります。その中から優良な会社を選び出すのは難しいでしょう。そんな時、初めてファクタリングを利用する方には、一括の見積もりサイトが非常に便利です。優良なファクタリング会社だけを厳選して紹介されるので安心ですし、探す手間暇も省けますので非常に便利です。
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必要書類の提出
申し込みが済みましたら、ファクタリング会社から必要書類の提出を求められます。
必要書類の解説につきましては別記事にて解説しておりますのでここでは省かせていただきます。基本的に必要な書類を記載しておきます。
【法人】
※身分証明書
※売却予定の請求書
※入出金の通帳
※決算書
基本的に必要な書類は、上記4点です。その他の書類は必要に応じてファクタリング会社から提出を求められます。
審査
必要書類の提出が済みましたら、ファクタリング会社が審査をおこない手数料等の買取条件が決まります。ファクタリング会社の審査に関しては、別記事にて解説していますので御覧ください。


条件提示
ファクタリング会社から買取条件が提示されます。どの売掛債権をいくらで買取をして手数料がいくらになるのかなどです。ここで注意していただきたいポイントとしては、条件は必ず相見積もりをとってもらいたいことです。ファクタリング会社により手数料は異なります。初めてご利用される時は、特にです。資金調達日までに時間がなく1社にしか見積もりを依頼せずに、高い手数料を提示されたが仕方なく利用したなんて話を聞きます。このようなことにならないように一括見積もりサイトを利用するなどしてなるべく手数料の安い会社を探しましょう。ファクタリングにて資金調達をする際には、お時間に余裕をもってファクタリング会社を探すことをお勧めします。
ファクタリング会社から条件を提示されたら確認するべきことは以下の通りです。
※ 売却する債権の内容(どの売掛債権を売却するのか)
※ 買取金額(いくらの売掛債権をいくらで売却するのか)
※ 買取手数料(ファクタリング会社に支払う手数料いくらなのか)
※ 支払期日(売掛先から入金があった日に支払うのか)
※ 契約日(ファクタリング契約はいつおこなうのか)
※ 振込日(売却した代金は、いつ支払われるのか)
※ 契約方法(対面契約・電子契約・郵送契約などどの方法なのか)
上記内容を必ずご確認ください。口頭で伝えられるだけでは不十分なので、できればメールなど形に残る様にすることをお勧めします。これはなぜかと言いますと、契約時に条件を変更されないようにするためです。悪徳ファクタリング会社の中には、契約直前になりお客様の足元をみて条件を変更するといった手口をとる会社もあります。このようなことを防ぐためにも条件は形に残るようにして、契約直前で条件を替えられた場合には契約しないようにしてください。
契約
契約時必要書類
オンラインファクタリング会社の中には、契約時に書類の提出が必要ない会社もありますが
一般的に契約時に求められる必要書類を解説していきます。
※法人印鑑証明
※法人会社謄本(履歴事項全部証明書)
※納税証明書(法人税・消費税・社会保険など)
※その他、提出した書類の原本
ファクタリング会社により求められる書類、枚数は異なりますので必ずご確認ください。
契約方法
相対契約
来店もしくは、お客様の元に伺い相対での契約となります。
ファクタリング会社の担当者の顔も確認できるので安心できます。
電子契約
クラウドサインなどの電子契約を用いての契約となります。パソコン・スマートフォン・タブレットなどメールアドレスが使用できればどこでも契約できます。
郵送契約
契約書類を郵送して、署名捺印後に返送しての契約となります。
地方のお客様の場合、時間を要することもありますのでご注意ください。
契約時確認事項
契約時には、契約書類の内容を必ず確認しましょう。そして必ず契約書類の控えを受け取る様にしてください。悪徳ファクタリング会社の中には、契約書類の控えを渡さずにいて後日買取手数料を増やしてくるなどの手口を用いてくる会社もありますのでご注意ください。
契約書類の確認事項は、以下の通りです。
買取金額・手数料の記載有無
売却する売掛債権の買取金額、ファクタリング会社に支払う手数料が明記されているか確認しましょう。明記されていないと、後日手数料などを上乗せされて請求されることもあるので要注意です。そのような時には、契約しないことも大事です。
償還請求権の有無
償還請求権無(ノンリコース)の契約がファクタリング2社間取引では通常です。償還請求権有(リコース)の契約になると万が一、売却した売掛債権が入金されない場合でも、お客様が支払う義務を負いますのでご注意ください。
債権譲渡登記設定の有無
債権譲渡登記が設定されかご確認ください。ファクタリングの2社間取引では、ファクタリング会社が第3者への対抗要件を具備するために債権譲渡登記を設定することがあります。
契約条項の中に必ず記載されていますのでご確認ください。
債権譲渡通知の有無
債権譲渡通知(内容証明)が第3債務者(売掛先)に発送されるかご確認ください。通常の2社間取引では第3債務者へ通知が行われることはありません。3社間取引の場合には、第3債務者からの承諾を得た後に契約となります。悪徳ファクタリング会社の中には、通知を行わないと契約しながら、後日通知を出されたと聞いたこともあります。
このようなことにならないようにご確認ください。
報告義務の有無
お客様の財務状況や連絡先など変更があった際に報告義務の有無をご確認ください。
報告義務があるのに報告をしなかった場合、ファクタリング契約が解除になる場合もあるのでご注意ください。
契約解除の有無
ファクタリング契約の解除には様々な要件があります。前項に記載した報告儀違反や不渡りをだした場合、差押えなど多岐にわたります。どのような場合に契約解除になるのかご確認ください。
契約後の確認事項
ファクタリング契約した入金確認
契約した後は、ファクタリング会社からの入金を確認してください。
お客様の指定口座に振込入金されます。相対での契約も同様です。
ファクタリング契約書の控えの確認
契約書の控えを必ず貰うようにしてください。電子契約の場合には、メールにて控えが送られてきますのでPCなどに保存してください。契約書の控えがないと、悪徳ファクタリング会社の場合には、契約書の控えを貰えず、後日契約条件を変えてきたなどの話を聞くこともありますのでご注意ください。
支払方法の確認
ファクタリング会社からの入金が確認できましたら、ファクタリング会社への支払方法を確認してください。売掛先からの入金がありましたらファクタリング会社へ売却した金額を支払う必要があります。通常は振込にて支払をしますが、悪徳ファクタリング会社の中には現金で集金するという会社もあります。実際にあった悪徳な手段ですが、ファクタリング会社に現金にて支払をして領収書も貰えずにいたところ、ファクタリング会社からまだ支払がされていないと再度請求され二重払いをした会社もありました。このようなことにならないように現金払いを求めてくるファクタリング会社は要注意です。
まとめ
以上が申し込みから契約までの流れになります。様々なファクタリング会社がありますので
契約までの流れは多様化しているのが現状です。
お客様にあったファクタリング会社を探すのにぜひ一括見積サイトをご活用ください。
