オンラインファクタリングとは、申込みから代金の受け取りまでのステップがすべてオンライン上で完結されるファクタリングサービスです。
ファクタリングを利用する際には、さまざまなファクタリングサービスの中から自社のニーズに合ったものを選ばねばなりません。最近ではオンラインファクタリングを実施しているファクタリング事業者も多いので、検討先の候補に入ってくるでしょう。
ただオンラインファクタリングにはメリットだけではなくデメリットもあり、利用前に特徴などを把握しておく必要があります。
この記事ではオンラインファクタリングのメリットやデメリット、よくある質問などをとりあげます。
これからファクタリングを利用される事業者の方はぜひ参考にしてみてください。
1.オンラインファクタリングとは?どういう意味?
オンラインファクタリングとは、WEB上だけで申し込みから入金までのすべてのプロセスを完結できるファクタリングサービスです。
オンラインのみですべてが完結するので「オンラインファクタリング」とよばれます。
オンラインファクタリングの仕組み
オンラインファクタリングの場合、必要な情報や資料などはオンラインにて送信し、審査のやり取りもオンラインのみで行います。AI審査が採用されている例も多く、審査結果はメールなどで通知されるのが一般的です。実際にファクタリング会社の事務所へ行って担当者と面談するプロセスは省かれます。
ファクタリング会社との契約は電子契約を利用するので、紙の契約書を郵送でやり取りすることもありません。
2.オンラインファクタリングのデメリット
オンラインファクタリングにはデメリットもあります。
2-1.AI審査では通りにくいことも
オンラインファクタリングではAI審査が導入されている例が多数です。
その場合、画一的に審査が行われるので人の目で見れば問題ないケースでも誤って審査落ちにされる可能性があります。
AI審査がとおりにくいケースがあることは、オンラインファクタリングの1つのデメリットといえるでしょう。
2-2.提供できる売掛金に金額に制限があることも
オンラインファクタリングでは、提供できる売掛金の金額に制限がもうけられているケースがよくあります。たとえば「買取可能額は100万円以下で、それ以上は対面のみ」とされる場合などです。高額な債権の場合、利用しにくいデメリットがあるといえるでしょう。
そのため、高額買取を希望する場合は即日でファクタリング会社をおすすめします。
(あとでファクタリング 即日のリンク張る)
2-3.書類をオンライン用に整えなければならない
オンラインファクタリングを利用する際には、必要書類をオンライン上で提出できるようにデータ化しなければなりません。
スキャンやカメラ撮影などの手間が発生するのもデメリットといえるでしょう。
(テーブルで)
一般的にオンラインファクタリングで必要になる書類
3.オンラインファクタリングのメリット
オンラインファクタリングには以下のようなメリットがあります。
3-1.面談が不要で契約手続きを簡略化できる
まず、オンラインファクタリングの場合には担当者との面談が不要なので、効率的です。
必要書類をコピーして郵送や持参する必要もありませんし、会社の実印を用意してファクタリング会社の事務所へ行く必要もありません。
契約手続きを簡略化できるのは大きなメリットとなるでしょう。
3-2.契約コストを削減できる
オンラインファクタリングの場合、電子契約を利用するので印紙代が不要です。郵送などのコストもかかりません。
契約にかかるコストを削減できるのもオンラインファクタリングのメリットといえるでしょう。
3-3.手数料が安いケースが多い
オンラインファクタリングは対面型のファクタリングと違い、契約書類の作成や、契約の対応をするスタッフも必要ありません。
そのため人件費などの経費を削減でき、対面型のファクタリングサービスよりも手数料が低いケースが多数となっています。
3-4.入金が早い
効率的に申し込みや審査、契約手続きを進められるので、入金までのスパンも短くなります。
4.オンラインファクタリングを利用するまでの流れ
STEP1 申込み
まずはファクタリングを利用したい事業者がファクタリング会社へオンライン上でサービス利用を申し込みます。専用フォームやLINE、メールなどで申し込みできるケースが多数です。申込み後、データで必要書類を送信します。
STEP2 審査
ファクタリング会社側で審査が行われます。
STEP3 契約締結
審査に通れば契約を締結します。契約手続きについては電子契約が用いられます。
STEP4 入金
契約締結が完了すると、入金が行われます。
必要書類の提出がスムーズにできていれば、即日入金になる場合がほとんどです。
5.オンラインファクタリングでよくある質問
5-1.手数料はいくらぐらいかかる?
手数料の金額はサービスによって異なります。ただ一般的に対面型ファクタリングより安い傾向にあります。対面型ファクタリングの場合には10~30%が相場となりますが、オンラインファクタリングの場合には数%で利用できるサービスも少なくありません。
5-2.即日審査なしでできるファクタリングのデメリットは?
審査なしのファクタリング会社は手数料が高額なケースが多数です。担保や保証人を求められるケースもありますし、取り立てが厳しく買い戻しなどの条件が含まれる場合もあります。危険なので利用すべきではありません。
5-3.オンラインファクタリングってWeb完結できるの?
オンラインファクタリングはWEB上で完結するファクタリングサービスなので、オンライン上で申込みから入金まですべて完結できます。