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マル経融資で審査落ちしたとき

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マル経融資とは

マル経融資とは、小規模事業者経営改善資金のことで、日本政策金融公庫の融資制度のひとつです。マル経融資の金利はいろいろな資金調達方法の中でも特に低く設定されています。返済期間も長いという特徴があり、さらに無担保で借りることができ保証人も不要なのでとても便利な制度となっています。

借り入れの条件について

マル経融資を利用したい場合、3つの条件があります。まずひとつは、商工会議所か商工会に加入しているかどうかです。マル経融資は、中小企業か個人事業主対象の制度なので、常時いる従業員の数が、20名以下の中小企業や、個人であることがまず第一条件ですが、宿泊業や娯楽業以外のサービス業の場合は従業員は5名以下であることが条件です。
ふたつめの条件は、税金を滞納していないかどうかです。所得税や法人税、都道府県民税や事業税など、税金をすべてしっかりと納めていないとマル経融資は利用できません。
そして三つ目の条件は、経営指導を受ける必要があるということです。マル経融資制度はそもそも経営改善に取り組む事業者のための制度なので、商工会議所地区内の事業所の場合、商工会議所から経営や金融に関する指導を原則半年以上受ける必要があります。商工会地区内の事業所であれば、指導は商工会から受けられます。

審査落ちする原因とは

マル経融資は、商工会議所などの推薦が必要ですが、経営に真剣にとりくんでいればまず推薦を受けられないということはありません。ですが、推薦をされても審査に通るか落ちるかはまた別の話です。その一番の原因は返済能力の有無です。経営状況というより、その情報を説明する資料を提出する際に、不備があったり準備不足だと返済能力がないとみなされてしまうようです。

審査に落ちないための対策

審査に通るためには、まず提出資料をしっかりと作成することがポイントです。数値などの細かいところもあいまいにせずきっちりと記載し、その数値の根拠となる資料を可能な限り添付するなど何を聞かれても説明できるようにしておくことが重要です。さらに面接での評価もかなり重要です。マル経融資の面接は、日本政策金融公庫の担当者と、商工会議所などの担当者とも面接します。提出した書類をもとに面接が行われるのでどんなことを聞かれても正確に答えられるようにしておきましょう。それができないと審査に落ちる可能性が高くなってしまいます。

落ちた場合の資金調達方法

マル経融資の審査に落ちてしまったときは、すぐに違いう資金調達方法を探す必要があります。返済能力の面で審査に落ちてしまうと他の融資方法でも審査が通らない場合が多いですし、時間もかかります。そこでお勧めなのがファクタリングです。ファクタリングは、融資ではなくあくまで売掛金を前倒しで買い取ってもらうという形なので融資の審査に通らなかった場合でも審査に通る場合が多いです。また、即日対応のファクタリング会社も多いので急な入用の場合でも対応してもらえて便利です。

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