「ファクタリングを利用したいけど、やばいという噂を聞いて不安」
「ファクタリングは違法会社が多い?」
このように考えている資金繰りに悩んでいる方はいるのではないでしょうか。
結論、やばい・違法ファクタリング会社は存在しますが、優良ファクタリング会社を選び利用すると、トラブルなくスピーディーに資金調達できます。
本記事では、ファクタリングがやばい・違法と呼ばれる理由や回避するべきファクタリング会社の見分け方を解説します。
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ファクタリングとは?仕組みをわかりやすく解説!
ファクタリングとは、保有する売掛金をファクタリング会社に譲り渡しスピーディーに現金化できるサービスです。
通常、商品やサービスを提供した後、支払いが発生するのは1ヶ月後~3ヶ月後ですが、ファクタリングを利用すると期日前に支払われます。
このような利便性から、ファクタリングは多くの会社で利用されています。国際ファクタリングの組織であるFCIによると、2022年における日本のファクタリング利用総額は、約8.9兆円(1ユーロ156円)となっており、今後も利用者の増加が期待できるでしょう。
また、ファクタリングには以下2種類の方法があるため、状況に応じてサービスを選んでください。
ファクタリングの種類 | 取引内容 |
2社間ファクタリング | 利用者とファクタリング会社が取引に関わる |
3社間ファクタリング | 利用者と売掛先、ファクタリング会社が取引に関わる |
2社間ファクタリングとは、利用者とファクタリング会社の2社で契約する方法です。手数料が高い点がデメリットですが、2社のみしか関与しないためスピーディーに契約を進められます。
3社間ファクタリングとは、利用者と売掛先、ファクタリング会社の3社で契約する手法です。
売掛先に承諾を得てファクタリング契約を行うので「資金調達の旨をバレたくない」という方にはおすすめできません。その一方で、手数料が安い点がメリットです。
参考:FCI「Evolution of Global Factoring Volume (in Euro billions)」
ファクタリングがやばい・違法と言われる3つの理由!
ファクタリングは、以下3つの理由によりやばい・違法と言われる場合があります。
- 違法会社と契約すると取り立てがやばいから
- ファクタリング業を規制する法律がないから
- 売掛先にバレる可能性があるから
ファクタリングがやばいと言われる理由を理解して、利用するかを決めましょう。
違法会社と契約すると取り立てがやばいから
ファクタリング業界では、ファクタリング会社を装い賃金業を展開する違法会社がいるため、やばいと言われます。ファクタリングは賃金業の登録が不要なので、違法会社が参入しやすいのです。
違法ファクタリング会社と契約してしまうと、法外な手数料を請求されたり償還請求権(債務の責任範囲を限定せず、金銭債権などを全額請求できる権利)ありの契約を結ばれたりする場合があります。
それにより、返済できなければ激しい取り立てに合う可能性もあるでしょう。
そのため、金融庁は「ファクタリングの利用に関する注意喚起」において、以下のような違法ファクタリング会社の特徴を挙げています。
- ファクタリング会社から受け取る金銭が債権額よりも著しく低額である
- 売主が債権を買い戻さなければならない
後述する「ファクタリングがやばい・ヤミ金と言われるようになった事例」や「やばい・違法ファクタリング会社の3つの見分け方」を参考にして、違法会社の特徴を理解しておき、利用を避けましょう。
ファクタリング業を規制する法律がないから
ファクタリング業界においては、賃金業において適用される以下の法律が適用されません。
例えば、ファクタリング会社を装い融資する違法会社は、利息制限法が適用されず、多額の利子をつけてお金を貸す可能性があるので、やばいと言われています。
後述する「手数料が安い」の項で、手数料の相場を確認して違法会社を避けるようにしましょう。
売掛先にバレる可能性があるから
ファクタリングを利用すると、自社の経営がうまくいっていない点を売掛先にバレてしまう恐れがあります。売掛先に気づかれると、今後の取引に影響する可能性もあります。
とはいえ、売掛先も交えての契約となる3社間ファクタリングではなく、売掛先を介さない2社間ファクタリングであればバレる心配はありません。
なお、ファクタリングの支払いの延滞や売掛金の使い込み、売掛債権を二重譲渡すると、売掛先にバレる原因になります。
それだけでなく、延滞金の支払い発生や犯罪になる可能性もあるため、行わないようにしてください。
ファクタリングがやばい・ヤミ金と言われるようになった事例
ファクタリングは、違法会社やヤミ金が横行し、やばいと言われています。
- 違法貸付が摘発された事例
- 出資法違反で摘発された事例
本章では、違法ファクタリング会社により被害を受けた事例について解説します。
違法貸付が摘発された事例
違法貸付が摘発された事例では、自社の事業経営に頭を抱えていた経営者に対して、ファクタリング会社が資金調達を勧誘しました。
経営者は約320万円の売掛債権を違法ファクタリング会社に譲渡したと同時に、20万円の借入も行い、利息を含めた31万円を返済しました。
そこで債権を担保にした無登録での違法な貸付行為だと判明し、違法ファクタリング会社は賃金業違反で逮捕されています。
出資法違反で摘発された事例
ファクタリング会社を装っていた会社がヤミ金であり、出資法違反で摘発された事例もあります。
本件では、賃金業の登録がないヤミ金が、中小企業の経営者に対して、約1億3,000万円を貸し付けていました。
さらに、法定金利の8倍~34倍にあたる利息である約3,000万円を受け取っており、出資法違反とされています。さらに債権額よりも高額の返済を求めていました。
これにより、無登録営業の賃金業違反と高金利での出資法違反の疑いで逮捕されています。
やばい・違法ファクタリング会社の3つの見分け方
やばい・違法ファクタリング会社には3つの見分け方があります。
- 手数料が高すぎる
- 貸付を行っている
- 書面での契約を行わない
違法ファクタリング会社の特徴を理解して、避けるようにしましょう。
手数料が高すぎる
違法ファクタリング会社の手数料は、相場よりも著しく高い傾向にあります。
一般的に、2社間ファクタリングの手数料相場は8%~18%、3社間ファクタリングの手数料相場は2%~9%です。
違法ファクタリング会社では手数料が30%以上になることもあり、相場よりも高いため、契約を結ぶ前にきちんと確認しておきましょう。
貸付を行っている
ファクタリング会社が債券の売買を偽り、金銭貸付を行っていると違法会社である可能性が高くなります。なぜなら、ファクタリングの手数料は高額であり、利息制限法の制限利率を超える場合があるからです。
利息制限法によると、貸付の際には、定められている利率を超えると超過した部分は無効になると定められています。
また、貸付を行う賃金業を営むのであれば、賃金業登録をしなければなりません。
賃金業登録をしているか確認したい場合は「登録貸金業者情報検索サービス」で確認してみましょう。
書面での契約を行わない
ファクタリング会社は紙媒体か電子媒体のいずれかによって書面にて契約を結ぶのが基本です。
一方で、違法会社は契約書類を提示しなかったり契約内容が明確でなかったりする場合があります。
きちんと契約を締結しないと、後にトラブルへつながる可能性があるため、目に見える形で証拠を残しておく必要があります。
契約内容が明示され、書面での契約を行うかどうかを確認して違法会社を見極めましょう。
実はやばくない!ファクタリングの3つのメリット
ファクタリングは、やばい・違法のものも存在しますが、きちんと法の下で真っ当に行っている企業ががほとんどです。そのため、必要以上に警戒する必要はありません。
本章では、ファクタリングの3つのメリットを解説します。
- 自社の業績に関わらず資金調達できる
- スムーズに現金化できる
- 貸借対照表の負債が増えない
ファクタリングのメリットを知り、積極的に活用しましょう。
自社の業績に関わらず資金調達できる
ファクタリングのメリットは、自社の業績が低迷しても資金調達できる点です。
主に売掛先の業績や信用により利用できるかどうかが決まるので、赤字経営の場合でもファクタリングを利用できる場合があります。
自社の業績が悪く融資が受けられないケースでファクタリングを利用すると良いでしょう。
スムーズに現金化できる
ファクタリング会社によっては、申し込み当日から数日以内に現金化できるので、急な出費に対応できます。
銀行からの融資の場合は、決算資料などを確認しながら、将来的な返済が可能かどうかを審査する必要があり、2週間から1か月程度は時間がかかります。長期間審査結果を待ち、通過しない場合も珍しくありません。
しかし、ファクタリングは、売掛先が期日までに支払いできるかどうかを主に審査すれば良く、スムーズに現金化できます。
特に、2社間ファクタリングは、利用者とファクタリング会社での2社間で契約が進むため、スピーディーに現金化できるでしょう。
貸借対照表の負債が増えない
ファクタリングは、融資と異なり、売掛債権を現金化する行為なので、賃借対照表では負債になりません。
これにより、自己資本比率(総資本のうち純資産の占める割合)の低下を防げ、融資を受けやすくなります。
さらに、ファクタリングで資金を調達して借金を返済すると、自己資本比率の向上につなげられます。
自社の資金繰りを改善したい会社にとって、ファクタリングはおすすめの手段と言えるでしょう。
優良ファクタリング会社の3つの選び方
本章では、優良ファクタリング会社の選び方を紹介します。
- 信頼できる会社である
- 入金のスピードが早い
- 手数料が安い
優良ファクタリング会社を見極めて、経営状況の改善につなげてください。
信頼できる会社である
優良ファクタリング会社を選ぶ際には、高い手数料や違法な取り立てを防ぐために、信頼できる会社かどうかの確認が必要です。
具体的には、国税庁の「法人番号公表サイト」で、名称や所在地、法人番号を検索しましょう。
そのほかにも、大手企業が運営していると、信頼できる会社の可能性が高くなります。
入金のスピードが早い
優良ファクタリング会社は、入金のスピードが早い傾向にあります。ファクタリング会社のホームページで、買取債権が入金されるまでの時間を確認しておきましょう。
通常、2社間ファクタリングは最短即日~3営業日、3社間ファクタリングは1週間~10日間での入金が多い傾向です。
どの契約方法でも、できるだけ早く入金してくれる優良ファクタリング会社を選んでください。
手数料が安い
ファクタリングを利用する際には、手数料がかかります。手数料が高ければ、手元に残る現金が少なくなるため、できるだけ手数料が安いファクタリング会社を選びましょう。
優良ファクタリング会社であれば、手数料を低く抑えることに積極的です。
例えば、1、2%~のように安い手数料から利用できるので、ホームページで確認してみましょう。
おすすめの優良ファクタリング会社10選
本章では、おすすめの優良ファクタリング会社10選を紹介します。
- 株式会社ネクストワン
- 株式会社エスコム
- 株式会社三共サービス
- 株式会社JTC
- 株式会社トップ・マネジメント
- ネクステージグループホールディングス株式会社
- 日本中小企業金融サポート機構
- 株式会社ビートレーディング
- ピーエムジー株式会社
- 株式会社アレシア
それぞれのファクタリング会社の特徴を理解して、自社に合ったサービスを選びましょう。
株式会社ネクストワン
(引用:ネクストワン)
株式会社ネクストワンは、資金調達の成功率96%を誇る会社です。他社ではファクタリングの利用を断られても、ネクストワンであれば利用できる可能性が高いでしょう。
実際に、売掛金があれば最短即日の資金調達を叶えてくれます。「経費が想定よりもかかり支払いが大変」という際に活用できるでしょう。
また、手数料は以下のように業界最安値です。
- 2社間取引は、5%~10%
- 3社間取引は、1.5%~7%
手数料が低いため、できるだけ売掛債権の金額を減らしたくないという方におすすめです。
現金化できる金額も上限はありませんので、多額の資金調達をしたい際に推奨します。
株式会社エスコム
(引用:エスコム)
株式会社エスコムは、創業20年の実績から資金調達を行ってくれるサービスです。
手数料は5%~12%と安く、利用額は30万円から1億円まで幅広く対応してくれます。
さらに、電子契約も可能なのが嬉しい魅力です。面倒な手続きを行いたくない方も、スムーズに資金調達できるでしょう。
10秒での簡単見積もりを行っているため、気軽に相談してみてください。
株式会社三共サービス
(引用:三共サービス)
株式会社三共サービスは、ファクタリングサービスを日本全国に幅広く提供しています。
特徴は、2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの両方に対応している点です。売掛先にバレずにスピードを重視する方は2社間ファクタリング、手数料を安くしたい方は3社間ファクタリングという使い分けができます。
さらに、三共サービスを利用することで、経営改善率92.7%を達成できた会社もあるため「自社の経営状況を再建したい」という方にもおすすめです。
株式会社JTC
(引用:JTC)
株式会社JTCは、取扱金額500億円、取扱件数10,000件の実績を持つ、ファクタリング会社です。
数々の実績により真摯なサービスを提供でき、金融機関で融資を断られても、スピーディーに現金化できます。実際に、1,700万円を資金調達できた事例もあります。
また、対面だけでなく、オンラインでの契約を行っているのもポイントです。地方からでも諦めることなく資金調達できるでしょう。
株式会社トップ・マネジメント
(引用:トップ・マネジメント)
株式会社トップ・マネジメントは、顔の見えるファクタリングサービスを提供しています。担当している営業スタッフの顔をホームページに載せているため「ファクタリングはやばい」と懸念を抱いている方でも、安心して取引できるでしょう。
また、人材派遣や情報通信業など、さまざまな業界に対応しているのも特徴です。どのような業界でも真摯に対応してくれます。
ほかにも、見積書や受注書のファクタリングもできます。これにより、仕事を受けたタイミングでの資金調達が可能になるでしょう。
ネクステージグループホールディングス株式会社
(引用:ネクステージグループホールディングス)
ネクステージグループホールディングス株式会社は、即日入金可能で、審査通過率93%のファクタリングサービス「アクセルファクター」を運営しています。
最大1億円まで資金調達が可能であるため「社員の給料や経費にお金がかかった」という際でも、焦らずに対応できます。
ホームページ内から、10秒で調達可能額を自動判断できるので、まずはシミュレーションしてみてください。
日本中小企業金融サポート機構
(引用:日本中小企業金融サポート機構)
日本中小企業金融サポート機構は、支援総額113億円、取引社数4,800社の高い実績を持つファクタリング会社です。
徹底したサポートをしてくれ、赤字や税金・社会保険料の滞納などの状況でも、ファクタリングを利用できる可能性があります。
即日調達診断ができるため、どのくらいの金額を現金化できるのかを確認してみましょう。
株式会社ビートレーディング
(引用:ビートレーディング)
株式会社ビートレーディングは、資金調達取引実績5.2万社、累計買取額1,170億円を達成しているファクタリング会社です。
注目できるポイントは、最短2時間で資金調達できる点です。「資金繰りを改善したい」際に、すぐに現金化できます。
PCやスマホなどのオンライン契約ができ、必要書類も売掛先からの入金が確認できる通帳のコピーと、支払い売掛債権に関する資料のみです。手続きの手間なく利用できるでしょう。
買取率は98%~なので、他社から断られてもスピーディーに現金化できる可能性があります。
ピーエムジー株式会社
(引用:ピーエムジー)
ピーエムジー株式会社は、丁寧なサポートが売りのファクタリング会社です。
具体的には、3社間ファクタリングの場合は、売掛先へのファクタリングの説明を行ってくれます。売掛先に直接説明しなくても、ファクタリングのプロが不安点を解消してくれるでしょう。
2社間ファクタリングにおいては、最短即日での振り込みが可能です。資金不足の課題を迅速に乗り越えられます。
このようなサポートの良さから、東京商工リサーチ調べによると、独立系ファクタリング企業売上No.1を突破しています。
高品質のファクタリングサービスを受けたい方は、ピーエムジーを利用してみてください。
参考:ピーエムジー株式会社「売掛債権早期資金化事業」
株式会社アレシア
(引用:アレシア)
株式会社アレシアは、業界最低手数料2%~を実現しているサービスを提供しています。多額の手数料を払う必要がなく、キャッシュフローの改善を狙えるのがポイントです。
担保や保証人も不要であり、売掛先の経営状況の確認が取れれば良いため、面倒な手続きが要らず利用できるでしょう。
ほかにも、償還請求権がなく、売掛先からの回収が困難になっても負担する必要がありません。
リスクを回避しつつファクタリングを利用したい方はアレシアを利用してみてください。
やばいファクタリング会社を回避したいならファクタリング会社診断サービスを利用しよう
ファクタリングとは、自社が保有している売掛債権をファクタリング会社に譲り渡し現金化するサービスです。
違法ファクタリング会社がいる点や、売掛先にバレる可能性があることにより、やばいと言われる場合があります。
しかし、優良ファクタリング会社を選べば、赤字経営でも資金調達できたり、スムーズに現金化できたりします。
本記事で紹介したように、やばいファクタリング会社を回避したい方は、株式会社GODKの「ファクタリング会社診断サービス」を検討してみてください。
「資金調達をしたい日」や「契約方法」などの選択肢を選ぶと、最適なファクタリング会社を紹介してくれます。
自社の資金繰りを今すぐに解決したいという方は、一度「ファクタリング会社診断サービス」を利用してみましょう。
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